挨拶の骨子は
@弔問いただいたことへのお礼
A生前の厚誼に対するお礼
B生前のエピソード
C通夜ぶるまいへの案内
D翌日の案内と、なります
「本日はお忙しい中、通夜にご弔問いただきまことにありがとうございました。
故人もさぞかし喜んでいることと存じます。
遺族・親族を代表いたしまして心よりお礼申し上げます。
つきましては、ささやかではございますが、別室にお席をご用意させていただきましたので、お時間が許す方はぜひお立ち寄りくださいますようご案内申し上げます。
なお明日は午前十時の開式、十一時に出棺の予定でございます。
本日は大変にありがとうございました」
○キリスト教式での挨拶
「お忙しい中、ご弔問をいただきありがとうございました。
母のために前夜祭にお運びいただき、感謝申し上げます。
母は神のお導きによりまして、その御許に召されたと存じます。
隣室にお茶とお菓子を用意させていただきましたので、母を偲びながらおくつろぎください」
○清めの席を設けない場合の挨拶
「本日はご弔問下さいましてありがとうございました。
本来ならお清めの席を用意いたさなければならないところですが・あいにくと用意ができておりません。
不行き届きで申し訳ございませんが、なにとぞご容赦くださいますようお願い申し上げます」
○お清めのお開きの案内(世話役など)
通夜ぶるまいの終了にあたっては、世話役が喪主に代わって挨拶を行います。
決して失礼にはあたりません。
翌日に告別式を控えていることもあり、終了時間をあらかじめ決めておく方がいいようです。
手短に挨拶をしますが、事務的な印象を与えないように注意しましょう。
「本日は遅くまで大変にありがとうございました。
私は本葬儀の世話役をおおせつがりました〇〇と申します。
何かと行き届かぬ点が多かったとは思いますが、明日の葬儀もございますので、本日はこれでお開きにさせていただきたいと思います。
なお明日の葬儀は午前〇〇時より開式し、午後の出棺となっておりますので、よろしくお願いいたします」